- No.0002
- 『「モノ」を『コト』化すれば、価値は変化する!』
今回のポイント:単にモノを売るのではない。
そのモノを使ったお客様のライフスタイル売るのだ!
『「モノ」を『コト』化すれば、価値は変化する!』
「なんか変な電話がかかってきた。」ある日の夕刻のことです。娘が不安そ
うに受話器を握りしめながら言っています。「変?」電話を代わって、耳にし
た受話器から聞こえてくる言葉に思わず「えっ!」と声をあげてしまいました。
その電話は、韓国からの国際電話でした。数ヶ月前に家族と旅行した時に購入
した「眼鏡屋」からの電話だったのです。「その後、眼鏡の掛け心地はいかが
ですか?不具合があったらいつでも連絡くださいね。」という内容のものでし
た。その瞬間の、うれしさと驚きは今でも忘れることのできない記憶として、
しっかりと脳と心に刻み込まれています。
目を悪くして、メガネを初めて買ってから25年。その間に、何本の眼鏡を
買え替えたかはっきりとは記憶していません。ここという特定のお店ではなく、
必要になった時にたまたま立ち寄った店で作っていました。もちろん、そうは
いってもカルテに住所、電話番号を記載し、ちゃんと測定をし作ってもらいま
した。しかし、残念なことにそれら多くの店からは、郵便物すらもらった経験
は記憶に残っていません。おそらく、販売目的のDMは来ていたと思いますが、
ほとんど気にも留めていなかったのです。
実は、この韓国の店からも帰国1週間後くらいにDMが届いていたのです。
「いつでも修理、調整をします。」といった保証が書かれたものでした。もち
ろん国際郵便でです。「また、韓国に旅行される時には、是非お立ち寄りくだ
さい。」とも記されていました。車で数分の店からもらったことのない言葉を、
海外からもらったのです。韓国が如何に近い観光地となったのかを、そのDM
や電話で強烈に感じました。国内の店を競合と考えている時代では最早ないの
です。実質的な距離ではなく、どれだけお客様の心に近い企業となるか。そこ
がお客様に選ばれるかどうかの生命線なのです。
そして、数カ月。新しい年に変わろうとしていた時に、3度目のアプローチ
がありました。あくまで、徹底的に掛け心地にこだわる企業姿勢に、私は「モ
ノ」から『コト』へと価値観の変化を強く感じたのです。眼鏡を単なる「モノ」
と考えるならば、どこでも買えます。そして、それは安いが絶対的な価値です。
しかし、ここまで買ってもらった眼鏡が、その人の生活にどのように役立って
いるのか。不便を感じさせていないか。そこまで販売者としての責任にこだわ
る店は、単に眼鏡を販売している店ではなく、眼鏡をかけて暮らす時間(ライ
フスタイルそのもの)を提供している店なのです。つまり、「コト」をです。
その店との出逢いは、単に掛け心地の良い眼鏡を手に入れただけではなく、そ
の眼鏡をかけて過ごす心地よい生活と、そんな店を知っているという心の満足
感を与えてくれたのです。言うまでもありません。韓国に行く人には、ここに
行きなさい!と伝えます。もちろん私自身、次の渡韓の折には必ず立ち寄りた
いと思っています。そんなお客様との関係性を遠い韓国の小さな眼鏡屋に教え
られました。
文責:西川 丈次(にしかわじょうじ)
17年間の「船井総合研究所」在職中に観光チームを設立、チームリーダー
として年間300日近く全国を飛び回っていたが、'09年1月に「株)観光ビジネ
スコンサルタンツ」を起業。「関わる全ての方々の笑顔のために」という
企業理念を掲げて、これまで以上にエネルギッシュに講演・支援業務に活
動中。「日帰りバス旅行」「新・観光タクシー」の仕掛け人として全国から注目
を集めている。旅行会社、バス会社、タクシー会社、ドライブイン、土産メー
カー、旅館・ホテルなどの専門業種の他。着地型旅行をテーマとして、地方
自治体や観光協会、ホスピタリティをテーマに銀行、温泉組合、専門学校な
どの講演も好評!
■週刊トラベルジャーナルに連載執筆中!
■◇===============================◇■
<連絡先>
532-0011 大阪市淀川区西中島1-14-17 株式会社観光ビジネスコンサルタンツ
TEL:06‐6885-6335 FAX:06‐6885-6336
Copyright(C)2009/08/25
<配信の停止は以下からお願いします>
http://www.tourism-biz.com/report/login.html
■◇===============================◇■
★このレポートの転送はOKですが、掲載されている内容を許可無く転載・活用する事
を固く禁じます。
そのモノを使ったお客様のライフスタイル売るのだ!
『「モノ」を『コト』化すれば、価値は変化する!』
「なんか変な電話がかかってきた。」ある日の夕刻のことです。娘が不安そ
うに受話器を握りしめながら言っています。「変?」電話を代わって、耳にし
た受話器から聞こえてくる言葉に思わず「えっ!」と声をあげてしまいました。
その電話は、韓国からの国際電話でした。数ヶ月前に家族と旅行した時に購入
した「眼鏡屋」からの電話だったのです。「その後、眼鏡の掛け心地はいかが
ですか?不具合があったらいつでも連絡くださいね。」という内容のものでし
た。その瞬間の、うれしさと驚きは今でも忘れることのできない記憶として、
しっかりと脳と心に刻み込まれています。
目を悪くして、メガネを初めて買ってから25年。その間に、何本の眼鏡を
買え替えたかはっきりとは記憶していません。ここという特定のお店ではなく、
必要になった時にたまたま立ち寄った店で作っていました。もちろん、そうは
いってもカルテに住所、電話番号を記載し、ちゃんと測定をし作ってもらいま
した。しかし、残念なことにそれら多くの店からは、郵便物すらもらった経験
は記憶に残っていません。おそらく、販売目的のDMは来ていたと思いますが、
ほとんど気にも留めていなかったのです。
実は、この韓国の店からも帰国1週間後くらいにDMが届いていたのです。
「いつでも修理、調整をします。」といった保証が書かれたものでした。もち
ろん国際郵便でです。「また、韓国に旅行される時には、是非お立ち寄りくだ
さい。」とも記されていました。車で数分の店からもらったことのない言葉を、
海外からもらったのです。韓国が如何に近い観光地となったのかを、そのDM
や電話で強烈に感じました。国内の店を競合と考えている時代では最早ないの
です。実質的な距離ではなく、どれだけお客様の心に近い企業となるか。そこ
がお客様に選ばれるかどうかの生命線なのです。
そして、数カ月。新しい年に変わろうとしていた時に、3度目のアプローチ
がありました。あくまで、徹底的に掛け心地にこだわる企業姿勢に、私は「モ
ノ」から『コト』へと価値観の変化を強く感じたのです。眼鏡を単なる「モノ」
と考えるならば、どこでも買えます。そして、それは安いが絶対的な価値です。
しかし、ここまで買ってもらった眼鏡が、その人の生活にどのように役立って
いるのか。不便を感じさせていないか。そこまで販売者としての責任にこだわ
る店は、単に眼鏡を販売している店ではなく、眼鏡をかけて暮らす時間(ライ
フスタイルそのもの)を提供している店なのです。つまり、「コト」をです。
その店との出逢いは、単に掛け心地の良い眼鏡を手に入れただけではなく、そ
の眼鏡をかけて過ごす心地よい生活と、そんな店を知っているという心の満足
感を与えてくれたのです。言うまでもありません。韓国に行く人には、ここに
行きなさい!と伝えます。もちろん私自身、次の渡韓の折には必ず立ち寄りた
いと思っています。そんなお客様との関係性を遠い韓国の小さな眼鏡屋に教え
られました。
文責:西川 丈次(にしかわじょうじ)
17年間の「船井総合研究所」在職中に観光チームを設立、チームリーダー
として年間300日近く全国を飛び回っていたが、'09年1月に「株)観光ビジネ
スコンサルタンツ」を起業。「関わる全ての方々の笑顔のために」という
企業理念を掲げて、これまで以上にエネルギッシュに講演・支援業務に活
動中。「日帰りバス旅行」「新・観光タクシー」の仕掛け人として全国から注目
を集めている。旅行会社、バス会社、タクシー会社、ドライブイン、土産メー
カー、旅館・ホテルなどの専門業種の他。着地型旅行をテーマとして、地方
自治体や観光協会、ホスピタリティをテーマに銀行、温泉組合、専門学校な
どの講演も好評!
■週刊トラベルジャーナルに連載執筆中!
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532-0011 大阪市淀川区西中島1-14-17 株式会社観光ビジネスコンサルタンツ
TEL:06‐6885-6335 FAX:06‐6885-6336
Copyright(C)2009/08/25
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